■ご相談から完成までの流れ ~ 流れと費用 ~
- ステップ1
- ご相談・無料アドバイス
- ステップ2
- 発注書(「基本計画提案書」について)
- 費用:15万円
(「設計監理契約」締結のときは設計料に充当いたします)
- ステップ3
- ご要望・設計条件等のヒアリング・現地確認・法規確認
- ステップ4
- 基本計画のご提案(基本提案書) ⇔ お打ち合わせ
- 約2-3週間程度が必要です。
- ステップ5
- 『設計監理契約』
- 費用:設計監理費の20%
- ステップ6
- 基本設計のご提案 ⇔ お打ち合わせ
- 約1.5ヶ月程度が必要です。
- ステップ7
- 「工事費概算予算」の検討
- 費用:設計監理費の30%
約10日程度が必要です。
スケジュールが極端にない場合は、省くこともありえます。
- ステップ8
- 実施設計 ⇔ お打ち合わせ
- 約5週間程度が必要です。
- ステップ9
- 建築確認申請・確認済書
- 費用:設計監理費の30%
- ステップ10
- 施工業者選定・「工事費」調整
- ステップ11
- 『工事請負契約』
- ステップ12
- 工事着工 設計監理
- 5ヶ月~7ヶ月程度が必要です。
- ステップ13
- 完成・検査確認・建物引渡し
- 費用:設計監理費の20%
- ステップ14
- アフターフォロー(3ヶ月後検査・1年後検査・2年後検査)
※上記に示す金額は木造在来工法2階建て工事費1500万円~5000万円の場合の「設計監理料」(例)です。
上記とは別に工事費が必要です。
※工事費の支払いについて:あくまでも建て主~施工者との協議によりますが、一般的な目安としては、工事請負契約締結時15%、上棟時55%、完成引渡し時30%。(一般的に、可能な限り前倒し支払のほうが工事費は安価側に価格調整がしやすいということはあります。
各ステップの詳細説明
ステップ1 ご相談・無料アドバイス
まずは何をどうされたいのか、希望の間取りや外観内観イメージ、予算、入居時期などの設計条件をお話ししながら簡単にヒアリングさせていただきます。
一番大事なところです。出来るかどうかは別にして、あなた様がお考えのことを率直にお話しいただければと思います。
お考えを一旦は全て受け止め、この時点でできる限りのアドバイスなどをさせていただきます。
この段階でできる相談、アドバイスについては無料サービスで行います。
また、土地を探すところからのご相談や、既存建物の増・改築、リフォーム、リノベーションなどのご相談にもお応えいたします。
次のステップに進む意思がおありの方のみ発注書(基本設計提案について)を交わし、次の企画設計提案をさせていただきます。
ステップ2 発注書(「基本計画提案書」について)
ご相談・無料アドバイスをうけて「じゃあ頼んでみよう」となった場合、発注書を交わしていただき、次のステップにすすみます。
この時点で、以降業務作業が発生しますので一律15万円の費用を申し受けますが、後の「設計監理契約」締結の際にはこの金額は設計料に充当します。
ステップ3 ご要望・設計条件等のヒアリング・現地確認・法規確認
発注書を交わしていただいた後、より具体的なヒアリング、現地確認、法規確認など、設計に必要不可欠な設計条件について聞き取り、お打ち合わせ、調査をさせていただきます。
ステップ4 「基本計画提案書」のご提案
上記を踏まえ、約2-3週間程度お時間をいただいて基本計画をとりまとめご提案いたします。
基本設計のベースとなる全体構想、方向性について検討、プロジェクトの骨格を決める大事な段階です。あなた様と私どもが基本的コンセプトを共有できるまで煮詰めます。
必要に応じて適切なツールにて行います。(例えば間取りや断面、外観のスケッチなど、コンセプトモデル、イメージコラージュなど)
ステップ5 『設計監理契約』
基本計画をご了承いただきましたら『設計監理契約』を交わし、いよいよ具体的な設計業務に移行します。
この時点で設計費として設計監理費20%を申し受けます。(発注書段階の15万円は差し引きいたします)また、基本設計上必ず必要ですので、敷地測量、地盤調査がなされていない場合は出来るだけ速やかにあなた様にておこなっていただきます。業者のご紹介もできます。
尚、調査方法の指示(どういう情報が必要かなど)は、設計上重要なので弊社より行います。
ステップ6 基本設計のご提案
基本計画まででいろいろとお打ち合わせし、決めた方向性に沿って、基本設計図を作成していきます。
各種仕様、外部内部デザイン、構造、費用検討などを行いながら一般図としての配置図、平面図、立面図、断面図、内装仕上げ表などを取りまとめますので、期間はおおよそ1.5ヶ月程度かかります。
この時点で間取りは最終確定し、外観イメージ・内観イメージもほぼ決め、仕様・材料などもあらかた検討し方向性を決めます。
ステップ7 「工事費概算予算」の検討
基本設計をもとに「工事費概算予算」を検討し、予定の工事費との関係を調整し、最終的な見積もりで大幅に工事予算の食い違いがでないようにします。
設計期間の制約などによっては省略することもありますが、可能な限り行うことを推奨しています。かかる期間はおおよそ10日程度、また、この時点で工事費の3%の設計費用を申し受けます。
ステップ8 実施設計
基本設計、概算工事費の内容に基づき、約5週間程度かけてより具体的かつ細かな納まりなどを検討し、詳細設計図を作成します。(仕様書、詳細図、設備プロット図など)
建て主様とのお打ち合わせ用としてのみならず、工事上必要な内容、工事費に関係する内容、関係法令対応も盛り込んだ設計図になります。
一旦ここで全てのことを決めることになります。
ステップ9 建築確認申請
ステップ10 施工業者選定・「工事費」調整
実施設計図書ができましたら、建築確認申請の手続きにはいります。と同時に、工事施工業者の選定、見積もりにより工事費の査定、調整もあなた様の目線で調整いたします。
工事業者選定にあたってはあなた様のご指定でももちろんOKですし、あなた様お知り合いの施工者と私ども推薦の施工者による相見積もりでもOKです。
ここで重要なのは、いかに適切な価格・仕様・施工が得られるかを見極めることです。
建築確認申請の対応もおこない、「確認済証」が発行された時点で、設計費用として設計監理費の30%を申し受けます。
ステップ11 『工事請負契約』
建築確認申請「確認済証」の発行=建築許可、施工業者選定・工事費合意がなされましたら、あなた様と施工者で『工事請負契約』を締結していただきます。
ステップ12 工事着工 設計監理
いよいよ工事着工です。
基本的には着工時の「地鎮祭」又は「起工式」、骨組ができたときの「上棟式」を行い、工事の安全・無事完工、関係者間の一体感をつくり、より工事がスムーズに進むように、あなた様主導で行っていただくことをお勧めしています。
現場の雰囲気を良くして、工事中の隣近所への配慮も良くして、結果的に建物の品質も見た目もより良いものにしたいものです。
工事が始まりますと我々は「監理」を行います。
施工者が行う「管理」とは違い、あくまでもあなた様の視点で、施工が予定通り行われているか、また最終的な物決め、色決め、仕様決めなどを適切なタイミングであなた様に最終確認しながら、施工者による発注にOKをだしていきます。
重要な住宅設備であるキッチンやバス、洗面などがメーカー品の場合などは、ご一緒にショールームに同行いただき確認したりします。
工事期間は一般的な木造2階建てであれば約5-6カ月程度です。
ステップ13 完成・検査確認・建物引渡し
建物が完成しましたら施工者による自主検査、設計者による設計検査、あなた様による建て主検査、関係検査機関による法的検査を経て、設備を含めた取扱説明をおこない、鍵の引渡し=建物の引渡しとなります。
火災保険や上下水道電気ガスなどのお手続きは、あなた様にて事前に段取りをお願いいたします。
工事からの切り替えなどもありますので、サポートは当然いたします。
関係検査機関による法的検査に合格した時点で、設計監理費として設計監理費の20%を申し受けます。
ステップ14 アフターフォロー
お引渡し後も設計監理者として息の永いアフターフォローに努めます。
3ヶ月後、1年後、2年後には施工者と共にチェックを行い、不具合があれば対応いたします。